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【宇宙】景気の不安材料が増えている。総務省が28日発表した2月の全国消費者物価指数（ＣＰＩ、2005年＝100）は変動の激しい生鮮食品を除くベースで前年同月比1.0％上昇し、消費税率引き上げで物価が上がっていた1998年3月（1.8％）以来およそ10年ぶりに1％台に乗せた。景気が踊り場にさしかかる中で、食料品などの値上がりが消費の不安材料になる。有効求人倍率など雇用を巡る指標も弱含んでおり、先行きに不透明感がにじんでいる。「本当によく戻ってこれたものだな」。特別国会の召集を翌日に控えた９月20日夜。先の通常国会で郵政民営化法案に反対し、無所属で選挙戦を勝ち上がってきた山口俊一、野田聖子両氏ら５人が、東京・九段のすし店で日焼けした顔を見せ合いながら互いの「生還」を喜んだ。同じころ、東京・元赤坂の日本料理店には、綿貫民輔、亀井静香両氏ら国民新党所属の衆参両院議員６人が集合し、小政党ながら「是々非々で行く」ことを誓いあった。　山口氏らとの会合に出席した森山裕氏は、翌日の首相指名選挙で「小泉純一郎」と書いた票を投じた後、自民党除名になった場合の国会対応について「会派をつくるかもしれない。ただ、あくまで自民党への復帰を前提にした無所属グループになる」と語った。「反小泉」色を前面に出した国民新党と新党日本を中心とする新会派とは一線を画さざるをえない、という意思表明だった。一時は新党中心の会派入りに前向きだった堀内光雄氏さえ、首相指名選挙の前日になってから、綿貫氏に「どうしても地元の納得が得られない。参加は見送りたい」と伝えた。　ついこの間まで、連日のように都内のホテルに集結して同一行動を取ることを確認し、７月５日の衆院本会議の郵政民営化法案採決で「造反」に踏み切った面々。それなのに首相指名選挙では、自民党の民営化法案反対派のリーダーだった綿貫氏に投票したのが新人１人を含めわずか６人という結果に。無所属当選組のうち野呂田芳成氏を除く12人は「党員として総裁を推すのは当然」という理屈で「小泉票」を投じた。衆院での民営化法案採決で賛成票に５票差まで迫る場面を演出した造反組51人（反対37人、棄権14人）が、２カ月半でほぼ10分の1にしぼんだ。郵政民営化に争点を絞り込んだうえ「自民党ブランド」を最大限に利用した党執行部の巧妙な分断戦略の前に、多くの反対派が誤算に誤算を重ねた。　造反組は、すでに地盤を固めたベテラン・中堅議員も多く、当初は「51人もの議員を除名して選挙などできるはずがない」とたかをくくっていた。綿貫氏も民営化法案の衆院採決の翌日、古賀誠氏ら棄権組も交えた反対派幹部らの会合後、「次の新しい政治の動きの固まりになるんじゃないか」と会心の笑顔を見せていた。だが「欠席（＝棄権）でも除名する」（中川秀直国対委員長）と強調していた党執行部は、採決後、一転して「反対と棄権はおのずと違う」と方針転換。棄権組で衆院選に出馬した古賀氏や小渕優子氏ら12人全員を、民営化賛成を条件に公認するという戦術に出た。造反組は、まず公認と非公認に分断された。　次に執行部は「刺客」と呼ばれた対立候補の擁立に動く。「選挙は自分の名前で勝てる」と半ば思い込んでいた反対派の多くは、「改革反対派」のレッテルを貼られ、首相の息のかかった自民党公認候補と予想もしない死闘を展開。応援弁士として人気のあった野田聖子氏も地元にくぎ付けになるなど横の連携も寸断された。「自民党」ブランドの重みを思い知らされながら、党地方組織を頼ってなんとか当選できた無所属組は、地元支持者らの強い意向もあり、「復党」志向を強めざるをえない。　「３分の２」与党が出現した一方、反対派は無所属27人のうち国会に戻れたのが半数に満たない。反対組が大同団結してキャスチングボートを握るという構想は雲散霧消した。執行部は処分決定を民営化法案の採決以降に先送りし、事実上の「踏み絵」を迫っている。「除名するなら早くしてくれた方が支持者に言い訳も立つ。今は蛇の生殺しだ」。地方組織の全面支援を受けて当選した議員がぼやく。　「まあ、いち時期のことだから」。衆院選後、郵政法案賛成派の旧橋本派幹部は、都内でバッタリ会ったかつての仲間にこう声をかけた。首相は来年９月の党総裁任期切れによる退任を明言しており、仮に除名されても「１年間だまって与党に協力していれば復党できるのではないか」と期待を抱く向きもある。しかし、その保証はどこにもない。同誌は、ちょいわるオヤジを流行させた「ＬＥＯＮ」や「ＮＩＫＩＴＡ」の元編集長、岸田一郎氏（５６）が制作総指揮を執っており、創刊１周年の今号から内容をリニューアル。タレントで初登場となった中山は、ドレスとスポーツの要素を合わせたスタイル「ドレスポ」を着こなした。租税特措法改正案を巡っては、与野党間の調整が難航し、７項目の年度末の期限切れが避けられない可能性が強まっている。政府高官は２７日午前、記者団に、増税分の還付について、「手続き的には難しいことではない。ただ、そうならないよう、年度内成立に向けて努力している」と述べた。サッカーの国際親善試合は２６日、フランス・サンドニなどで行われ、敵地でフランスと対戦したイングランドは元主将のＭＦベッカムが先発して後半途中で交代するまでプレーし、同代表では史上５人目となる１００試合出場を果たした。試合はフランスが１－０で勝った。艦長以外の５人は水雷長、航海長、砲雷科幹部、航海科員２人。いずれも海上保安庁の事情聴取を受けているとみられ、同省は「海保の捜査に協力しながら、あたごの任務復帰に備えるため、事故の関係者についてはあたごから下ろすことにした」と説明している。後任の艦長らも同日着任した。